日本型教育

1.日本型教育システム

主として中学・高校で行われている日本の教育システムは世界に誇りうる内容があり、また、成果も出しています。それを世界で行えるように標準化したのが「日本型教育システム」です。励ましあい、協力しあい、ときに競い合う仲間関係を大切にし、学習は予復習、演習、課題解決を重視します。そして試験勉強に真剣に取り組むことで成果を出していく教育スタイルです。

2.日本型教育システムで学ぶ

日本語、日本の文化と作法、人間的教養を学びます

3.日本語教育

日本語学習の基盤を作りを最も重視します。学習の基盤があれば、日本で生活して日本語に接する機会が増える中で学習を継続すれば、飛躍的に日本語運用能力が上がります。学習の基盤とは、日本語の基礎(土台:文法)と基本(枠組、フレーム:構文)を修得し、読み書きもできる語彙力を高めることです。また、日本で生活し、就労するとすぐ必要となる表現は、考えなくても口に出るように暗唱して身につけます。定型表現やテーマ表現、基本構文表現を暗唱して自家薬籠中のものとして自信をもって発話します。

4.日本の文化と作法

外国人として日本で働き、生活することを前提に、日本の文化と生活様式、礼儀作法を学び、身につけます。日本で働き、生活する外国人の立場から多文化共生の精神を学びます。

5.人間的教養

「日本型教育システム」で勉学にいそしむことで、「人間的教養」を磨いていきます。特に、「礼儀」、「感謝」、「謙虚」、「遵守」、「協調」、「向上(心)」、「先導(精神)」の7つの美徳は勉学と活動の場で、また仲間関係(同僚、先輩・後輩、教員・学生)の中で修養していきます。